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05/28/2009    夜は短し走れよ乙女
朗読P「夜は短し走れよ乙女」

朗読Pの一連のシリーズの内の最新作である。

これらのシリーズは基本的に、情熱大陸+Pというポッドキャストの音声と、柏城Pによる絵、そしてテキスト部分からなりたっている〔基本的に、というのは、今作ではスフキPも絵を提供しているからである〕。ポッドキャストの音声は、もちろん、そのまま一本を使っているのではなく、何十本何百本もの音声ファイルから切りとられ、再構成され、一本のストーリィを形作っている。音声、といっても、全て朗読によって語られているわけではない。テキストによる部分と朗読による部分、半々といったところだろうか。テキストは控えめで、多くを語らないが、タイポグラフィックな演出が心憎い。

そしてまた、柏城Pの絵が、恐ろしく合っている。聞いたところによれば、pixivかどこかで多くの絵師を見て検討したらしく、なるほど、そうなるのも合点がいく。柏城Pはリリカルな絵を描くほうで、朗読Pのつむぐストーリィと、窪田等によるおちついたナレーション、そして色調をおさえた画面とあいまって、ニコマスには独特の雰囲気を作り出している。

今作では、プロデューサーが出会う前の、真のほろにがく、切なく、そして誰にでもありそうで、誰にでもはない経験が語られている。やさしく、残酷で、誰かと古びたアルバムをめくっているような七分半であった。

休みの日の午後、ゆっくりと暖かいお茶を飲みながら、賞味されたし。


なお、鑑賞後は朗読Pによる解説を読まれると良いだろう。
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